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大学進学ガイド
 
はじめに〜現代進学事情、進学先選択で考えたいこと〜
 

平成19年度学校基本調査速報(文部科学省発表)によると、平成19年度に4年制大学(学部)に進学した現役高校生は、全体の44.1%(505,348人)。短大(本科)に進んだ77,186人(6.7%)と合わせると、およそ2人に1人が大学もしくは短大に入学していることになります。高校卒業後すぐに就職した現役生は18.4%(211,072人)。つまり、専修学校や大学校を含めればかなりの数の生徒が何らかの形で進学しているといえるでしょう。

 

平成9年度の大学審議会答申で、大学の収容力(入学者数を全志願者数で割ったもの)が、平成21年度に100%に達するという試算が出されました。このいわゆる「大学全入時代」の到来時期について、文部科学省は平成16年8月、従来の試算を2年前倒しし、平成19年度になるとの見通しを中央教育審議会大学分科会に提出しました。もはや大学は「選ばれた人」のものではなく、「求める人」のための教育機関です。

 

入試事情も落とすための「選抜」から「能力重視」へと大きく変化し、学力以外の能力を重視した新型入試制度を導入する大学も急増しています。かつて「大卒」の肩書きがエリートの証だった時代、大学を卒業しさえすれば一流企業への就職と安定した生活が約束されていました。しかし、今の時代に求められているのは、「大学を出たこと」ではなく、「大学で何を学んだか」です。あなたの未来を切り開く鍵はそこにあります。

もちろん志願者が100%進学できる時代になっても、すべての高校生が大学に進学することはないでしょう。卒業後に即戦力として働くための技能や資格が取得できる専門学校もまた、魅力ある学びの場だからです。

 

進路選択にあたっては、将来自分はどんな道に進み、何をしたいのかを考え、参考資料を集めたり、先生や先輩からアドバイスを求めるなどして、十分に情報を集めま しょう。学問的にもっと学ぶ必要があるのか、それとも技能を磨く道に進むべきか、 最終的にそれを決めるのはあなた自身です。学ぶ意欲さえあれば、社会人になってからも 大学・大学院に進学できますし(社会人入試)、大学を出てから専門学校に通ったり、大学と専門学校のダブルスクールを選択することも可能です。