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■ 社会学

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私たち人間は、社会を作り、社会の中で生きています。社会学とは、私たちをとりまく社会と人との関係、社会の一員である人と人との関係、社会で起こっている事象、社会の構造などについて、さまざまな角度からアプローチし、考える学問です。

勉強するにあたっては、社会学とは何かや、過去の研究成果などに加え、フィールドワークを含めた社会調査や調査結果の統計処理など社会学の手法も学び、最終的には、自分で問題を発見した社会の事象について調査し、考察します。
社会全体が研究対象であるため、テーマは流行、宗教、文化、都市、犯罪、差別、福祉、家族、国際社会、情報、マスコミ、コミュニケーション、集団、組織、労働、遊び、社会制度、モラル、環境問題等々、実に多様です。
そしてたとえば宗教といっても、宗教は社会の秩序を保つのにどのような役割を果たしているか? といった問いも可能であれば、なぜ若者はカルト教団に走るのか? といった問いも可能です。人は社会の中で生きていると述べましたが、逆に「なぜ社会との関わりを断とうとする引きこもりの問題が生まれたのか?」について研究するのも社会学です。コスプレやギャル語といったサブカルチャーについて研究するのも社会学なら、“アメリカと日本の社会構造の違い”“近代社会の特徴”というように、社会の特質について研究するのも社会学です。社会的行為とは何か?社会の秩序とはどういうものか? といった基本的な問題にも取り組みます。

社会学は、これまで誰も気づかなかった社会の仕組みに光を当てるという役割も担っています。たとえば現在ではすっかり定着した“ジェンダー”という言葉があります。ジェンダーとは社会的・文化的に作られた性的役割や性的な在り方のことですが、社会学がジェンダーにスポットを当てるまで、「男らしさ」「女らしさ」が社会によって規定されると考える人はありませんでした。研究者それぞれが、自分の問題意識に従って研究テーマを発見していき、研究を通して社会の本質を解き明かしていくのが社会学なのです。

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