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世界制作の方法 (ちくま学芸文庫 ク 15-1)
世界制作の方法 (ちくま学芸文庫 ク 15-1)

世界制作の方法

19世紀末から20世紀前半にかけて科学の領域に「革命」が生じた。それを象徴するのがアインシュタインの相対性理論やハイゼンベルクらの量子力学である。同時期、哲学の領域でも伝統的哲学を乗り越えようとする試みがなされた。この動向から生まれた潮流のひとつが「分析哲学」である。グッドマンはこの潮流に学びながら、さらにその先まで進んでいった。彼は科学と藝術を人間の記号機能による創作の営みとみなし、その所産を「ヴァージョン」と呼んだ。「人間はヴァージョンを制作することによって世界を制作する。」グッドマンは我が国ではまだ知られることが少ない哲学者である。本書を読み終わった読者は自分の世界の見方が一変しているのに気づくに違いない。

書評執筆者

先生のお名前 菅野 盾樹 (すげの たてき)
所属 / 役職名 大阪大学名誉教授/東京工業大学世界文明センター・フェロー
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東京工業大学世界文明センター

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