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組織デザイン
経営学のもう一つの分野が組織論である。組織とは、一定の目的の遂行のために複数の人間が集まって活動する集合体である。経営学が対象とする企業は、その組織の一種である。
著者は、「組織の特徴は、基本的に分業と調整の二つである」という。「役割が分けられ、それぞれの役割を分けることで、たとえば専門性を発揮させるなど、なんらかのメリットを追及している」ことが分業の側面である。また、「分業の一部を担っている人々が、時間的・空間的に調整され、多数の人々の活動が、あたかも一つの全体であるかのように連動して動くようになっている」ことが調整の側面である。そして、著者は「この分業と調整の工夫が集積されたものが組織デザインである」とする。
本書では、分業の種類(垂直分業・水平分業・機能別分業・平行分業)ごとの特徴の比較検討を踏まえて、どのような調整手段の組み合わせ方がありうるかが論じられている。
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