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■ 人間(人文系)

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人間とは何か? これは、この世界とは何か? とならぶ最も根源的な問いの1つであり、学問はこの疑問を考えることからはじまり、徐々に人間の精神活動や営みについて考える人文学、人間の作る社会について考える社会科学、自然の法則について考える自然科学に分かれていきました。
人や自然界についてより深く知るには、細分化して研究する必要があり、人文学の場合、哲学、歴史、文学、言語学、心理学、などと分かれていきましたが、いつの間にか各学問はばらばらに研究されるようになりました。
そこで、最初の疑問であった「人間」について、人文学系のさまざまな学問を総合して学び、研究しようとする動きが起こりました。これが人間(人文系)の領域です。

「人間」の見方としては、たとえば人間は社会的動物と言われていますが、人間にとって社会とはどういうものなのかを考える領域や、歴史と人間との関係、人間にとっての宗教、生命観、自然や他の動物と人間との関わり、医学の発展にともなって生じた脳死や尊厳死のような現代の人間が抱える倫理的な問題など、さまざまな視点があります。

冒頭で述べたように、人文系の学問はもともと人間について考えるものですから、人間(人文系)は、どの人文系の学部・学科でも学ぶことができるとも言えます。しかし、多角的に「人間」について考えたい場合は、「人間」のついた学部・学科の中から、興味のあるカリキュラムを用意している大学を選ぶとよいでしょう。「人間」のついた学部・学科で教える教員の専門は、従来の学問分野に立脚したものが多いようですが、学生は、従来の学科の枠に囚われずに「人間」を中心にした科目を履修し、人間に対する多角的な知識と、総合して考える力を身につけていきます。

■ 人間(人文系)に関連する学問

| 心理学 | 哲学 |

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