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■ 芸術・その他

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芸術の分野は、美術やデザイン、音楽だけではありません。ここではそれ以外の「演劇」「写真」「映像」「放送」「映画」といった領域について、簡単に説明します。各領域とも、実際にそれぞれのジャンルの理論や歴史について学んだ上で、作品を制作するなどの実技を行います。

「演劇学」とは、実際に演劇を演出したり上演するための方法を、さまざまな方面から学ぶ学問です。「舞台の歴史」「舞台芸術論」「舞台論」などに加え、「演技力」「歌唱力」「表現方法」といった実際に演技をするための実技も学びます。さらに、「脚本を書く技術」「舞台の照明学」「舞台美術学」「舞台音響学」など舞台を作り上げてi
くために必要なことを総合的に学んでいきます。

写真という映像を作るための学問が「写真学」です。「写真の歴史」や「写真の理論」などの基礎的な内容を学んだ上で、「カメラやレンズといった専門的な機械の構造や使い方」や「スタジオ、暗室、コンピュータ室などの設備」で行なう技術的なことなど、実際に写真を撮影したり、プリントしたり、コンピュータ上で展開するための実践的な技術力を身につける勉強もしていきます。

同様に「映像」に関することを学ぶのが「映像学」です。TVや映画、コンピュータで扱われる3Dの世界など、「映像」に関わるもの全てが学問の対象になります。「映像全体の歴史」「それぞれの映像ごとの歴史」や「映像を表現するための理論」などの基本的なことを学ぶと同時に、「TV」「映画」「コンピュータ画像」などの専門分野ごとに、それぞれに必要な知識と実際に撮影するための技法を学びます。また、新しい映像を作るための創造力などを養うための勉強も必要になります。

現代のような情報化社会の現状を見据えた上で、放送について学ぶのが「放送学」です。そのため、放送する映像や音声について技術力を磨くだけでなく、取材をする際の心構えや、スタッフの役割、報道とはどういうことかなど、放送の担う役割と理論についても深く学び、「放送人」としてふさわしい人材を育成することを目的としています。放送学では「テレビ学」「ラジオ学」「音響学」「映像学」などの専門分野で専攻が分れることになります。

映画についてさまざまに学ぶのが、「映画学」です。「日本と外国の映画の歴史」や、「映画を観賞するための理論」などの理論に加え、実際に映画を制作するために必要な「技術」「音響学」「芸術論」などを学び、実際に映画制作も行います。

こうした学問が置かれているのは、基本的には芸術系大学や短大、専門学校になります。ただし、「演劇学」は人文系の「哲学関連」の分野、「放送学」は人文社会系の「マスコミュニケーション学」などの分野にも、学びの場が用意されています。

いずれの学問も、これからの社会になくてはならないクリエイティブな領域です。特に演劇や映画は、人の心に深く訴えかける力を持っていますし、写真や報道、放送の分野は、情報をわかりやすく的確に伝達するための専門分野として、これからも社会で大きな役割を担っていくでしょう。どの分野も専門的な技術力と人間性とを兼ね備えた人材を、今後ますます必要としています。

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