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■ 美術

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絵画や彫刻、造形美術など、美術といってもそのジャンルはさまざまです。こうした美に関するあらゆる分野を含んでいるのがこの分野です。

実際に絵画を描いたり、彫刻を作る能力を養いたいのであれば、芸術系の大学や教育学部の美術関係の学科の中にある、油絵や日本画などの絵画関係のコースや、彫刻関係のコースに進むことになります。こうした学科では、まず世界や日本の「美術史」について学んだり、映画などを観賞してそれを芸術的見地から捉らえる「芸術を観る目を養うための科目」を学びながら、美術に対する知識と、理解を深めていきます。同時に、制作の基礎的な能力を養うために「デッサン」や「クロッキー」も行います。
専門的な勉強については各ジャンルで違いがあります。
「油絵」では、油絵の具についての知識を学んだ上で、絵画の制作を行っていきます。学年が上がると「油彩」と「版画」の専攻に分れることになります。
「日本画」では、「毛筆を使った写生」を行い、「日本画」を描くための基礎的な手法を学ぶところからスタートします。「天然の顔料」や「墨」「金箔や銀箔」「和紙」といった日本画独特の素材の特徴を学びつつ、実際に制作にも入っていきます。さらに「仏画」「水墨画」などさまざまな日本画の模写を行うなどして、日本画への理解を深めていきます。
「彫刻」では塑像、石、木、金属などさまざまな材料を使って彫刻を制作をします。制作をするために必要なノミや彫刻刀などの道具について学んだり、ガス溶接の技術を学ぶなど、使う素材ごとに必要な専門知識についても幅広く学びます。
いずれの分野でも、学年が上がるにしたがって、より大作を仕上げるようになり、卒業の際には卒業制作を行ないます。

実際に制作するのではなく、人間の心や人間社会の歴史に美術がどう関わってきたかなどを学びたい場合には、芸術大学で美術学関係の学部に進んだり、哲学関係の学部学科にある、美学や美術史などの分野で学ぶことになります。

いつの時代にも、美術は人間の心に深い感銘をもたらしてきました。それだけ美は、人間と密接に関わっている存在なのです。そしてこれからも人間が存在する以上、美術がこの世の中から消えることは決してないでしょう。

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