札幌大学
ニュース&話題 オープンキャンパス 動画情報 KSブックス 特集情報 テーマ別情報 ガイダンス 案内書一括請求
学校検索
目的別検索 学問系統 入試特徴 支援制度 地域・都道府県 校名50音 条件/逆引き検索
ナレッジステーション > 日本の大学 > 学問ナビ > 工学 > 生産・システム工学
       
   

印刷用画面

 
学問ナビ

■ 生産・システム工学

▼この学問分野の他の系統を読む
 

生産システム工学とは、工場での生産システムを工学的に研究する学問です。単に「生産システム」というと、機械をどう導入するかや、ベルトコンベアによる流れ作業の発案、部品の標準化の推進、生産ラインを効率良く組み換える手法の発案、工程の設計、作業の進め方の設計、生産管理、在庫管理等々、工場内の生産効率の向上を図るためのシステムを指します。これを工学的に支えるのが生産・システム工学で、すなわち製造技術や加工技術の向上を機械の側面から支えたり、コンピュータによる機械の制御システムを開発したり、工程設計や製造量の調整などをコンピュータを使って計算し、最適な解答を導き出すといった取り組みを指します。
最近では特に、CAD(Computer-aided design=コンピュータを使った設計)、CAM(Computer-aided manufacturing=工場の生産ラインの制御へのコンピュータの応用)、CIM(Computer integrated manufacturing=製造・技術・管理など生産現場での情報をコンピュータで統括し、生産管理を高める)といった、コンピュータを使った生産システム設計が重要になっています。

大学では、工場での生産システムを理解した上で、個々の企業個別の問題ではなく、多くのケースに共通する製造技術、加工技術を学んだり、コンピュータによる制御やシステム設計のためのアルゴリズム(計算手順)を学んだりします。研究では、より高度で新しいシステムの技術やアルゴリズムの開発をすことになります。

最近のトピックスとしては、コンピュータで最適な解を導き出すにあたり、たまに計算手順の突然変異などを起しながらよりよい解を導き出したもののみが生き残るという、生物の進化を模倣した「遺伝的アルゴリズム」の開発などがあります。また将来は、工場での生産管理だけでなく、経営戦略とも結びついたシステムの開発が進んでいくものと期待されています。

生産システム工学は、生産システム工学という名称の学部・学科のほか、経営システム工学や、機械システム工学等の名称の学部・学科で学べることがあります。また、生産システム工学に役立つアルゴリズムなどの基礎は、数理情報等の名称がつく学部・学科で学ぶこともできます。

■ 他の分野の学問ナビを読む