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地理学がわかる。
地理学はファンタジーという副題が示すように、最近の地理学は経済活動や、環境の変化、歴史遺産などを、三次元のデジタル空間に再現するような手法をも積極的にとりいれた、空間情報科学としてのファンタジーな世界を語るようになってきた。
本書は、国際化時代の空間情報科学としての地理学への誘いに始まり、さまざまな面から地理学の魅力を伝えている。文学・建築学・民族音楽・生態学・魚類生活史学・考古学の6つのチャンネルからの研究、さらに世界各地のフィールドワークの事例も紹介され、「地理でタイムトラベル」では日記や地図や火山灰などを手がかりにした環境変化と人間についてもわかりやすく説明されている。また「地理学の22人」として多様な分野で活躍している地理学研究者が、なぜそれぞれの研究テーマを選んだのかということも書かれている。
地理学の広さや奥深さを実感できる好著である。
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