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世界の英語を歩く
本書は英語学習の意義と方法を徹底的に教えてくれる。
英語はずっと以前から、イギリスやアメリカという特定の国を越えて、世界の人々と交流する多国間、多文化間コミュニケーションのことばとなっており、今後ますますその役割をはたすようになるだろう。世界の多くの国々で小学校から英語教育を開始しているのは、このような英語の広域性と利便性を認識しているからにほかならない。
すなわち、日本人の立場からいうと、英語はアメリカ人やイギリス人とだけではなく、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、ラテンアメリカと、世界のさまざまな地域の人々を相手にすることばなのである。他のどの言語もこれほどの規模でこの働きをするものはなく、英語はまさに世界的な役割をはたしている。
同時に、いろいろな人々が英語を話すため、英語は多様な地域の文化を反映する。英語は実に多様な言語なのである。英語を母語とするアメリカ人、イギリス人、カナダ人、オ−ストラリア人などがみなそれぞれ独特の英語を話しているように、英語を母語としないアジアの人、アフリカの人、そしてヨ−ロッパの人、南米の人もいろいろと特徴のある英語を使っている。普及は必ず、変容をともなう。
日本人も自分の英語を臆せず、とにかく使ってみることである。そうすれば、自分にとってなにが必要かが見えてくる。それが勉強の原動力になるのである。
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