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環境問題の杞憂
この本は、先の2冊とは異なり、「いかに根拠のない情報に基づいた報道や書物によって、私たちが誤った知識を身につけているか」をいろいろな事例とデータに基づいて解説しています。「江戸時代はさまざまなものがリサイクルされ、環境負荷も低く、そのような生活に戻ることが、環境問題解決の第一歩だ」ということを主張する人たちの議論が、いかに誤ったものであるのかがわかるし、日本という国が、環境の取り組みに関して他の国に比べて決して「捨てたものじゃない」ことがわかります。また、現実の社会において、政府によって、環境を守るための規制の水準がどのような基準や判断に基づいて決められてきたかがよくわかります。
将来世代のために豊かな環境を残し、豊かな社会を作り上げるために大事なことは、一人一人が将来の社会のあり方について、しっかりとしたビジョンをもつことにあります。
これらの書物は、きみたちの「ものの見方」を形成する上で、大きなヒントを与えてくれることでしょう。 ※「書評執筆者からのコメント」があります。執筆者ページも併せてお読みください。
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