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入門 環境経済学―環境問題解決へのアプローチ
この本は、ごみ問題、自動車交通公害の問題、地球温暖化を題材に、「私たちが直面している環境問題の現状はどのようなものなのか?」、「政府による対策は適切なものなのか?」を解説しています。
環境問題の深刻化に伴い、環境にやさしいライフスタイルへの転換や環境倫理、環境教育の重要性が叫ばれていますが、本書は、リサイクルやエネルギー節約の必要性を唱えるだけで、人々の良心、モラル頼みに終始しており、現実の環境問題の解決に役立たつとは思えないものが多いと批判しています。その上で、モラルの低い人や企業を環境保全行動に誘導しくためには、環境税の導入などの政策が重要であることを解説しています。たとえば、二酸化炭素の排出量に応じて課税するような税制度を導入すると、石油、石炭、天然ガスをたくさん使用して生産される製品や燃料・電気ほど課税額が高くなります。その結果、企業は石油などの化石燃料の使用量を少なくしようとするようになるし、消費者は電力消費を減らし、燃費の良い自動車を購入しようとするようになるのです。
本書はまた、このようなアイデアを、ごみ問題の解決や自動車交通公害の問題解決に応用することによって、問題の解決に導くことができることを示しています。 ※「書評執筆者からのコメント」があります。執筆者ページも併せてお読みください。
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