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ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
まずは、2006年の読書界の話題をさらった、ベストセラーから始めるのがよいだろう。著者は、「オープンソース」と「インターネット」と「チープ革命」の三つが、これからの十年の大きな社会変化の潮流だという。それらがどういうことを意味しているかは、直接この本にあたって理解してほしいが、こうした変化によって、ビジネスのあり方が大きく変わることはいうまでもない。商品の生産や販売の費用が、これまでに比べると極端に小さくなる。多額の元手がなくても、簡単に事業を起こすことができる。自分のほしいケータイやゲーム機などの値段は、年々安くなるか、値段はそんなに下がらなくても性能が大幅に向上していく。
しかし、変わるのはビジネスの世界だけではない。著者の言葉を借りれば、インターネットや検索エンジン、さらにはブログの普及によって、「知の世界」の秩序が大きく再編成され、誰もが表現者となる「総表現社会」がこれから到来するというのである。
一度読んだだけでは、新しい言葉に溢れているこの本を深く理解することはむずかしいだろう。ぜひ何度か読んでほしい。
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