KSブックス 大学
ニュース&話題 オープンキャンパス 動画情報 KSブックス 特集情報 テーマ別情報 ガイダンス 案内書一括請求
キーワード
| 検索ヘルプ |
目的別検索 学問系統 入試特徴 支援制度 地域・都道府県 校名50音 条件/逆引き検索
ナレッジステーション > 日本の大学 > 学問理解おすすめ本 > 理学 > 化学 > 新化学読本―化ける、変わ...
       
   

印刷用画面

 
学問理解おすすめ本

■ 化学

▼この学問分野の他の系統を読む
 
新化学読本―化ける、変わるを学ぶ
新化学読本―化ける、変わるを学ぶ

新化学読本―化ける、変わるを学ぶ

あえて極論すれば、化学が面白いのは物質の変化を扱うからで、個性的な化合物と特徴的な反応、それらが相まって起こる様々な変化に化学の魅力が潜んでいる。このような化学の本質的な面白さと重要性を種々の化合物の話題から解き明かしてくれたのが本書で、「毒の話」「薬の話」(中公新書)でも有名な著者が腕を振るった内容なので面白さも抜群である。
本書「新化学読本」の内容は、メタン、エチレン、アルコールといった個々の化合物についての説明から始まり、その集積から化学の全体像を導くように展開する。物質(化合物)や変化(反応)に興味をもつことで、はじめて化学を理解しようという気持ちが起こる、と著者は考えている。したがって、各化合物にまつわる話題を丁寧に記述し、その上で化学式や化学的理論からの説明を加えている。21個の化合物についての話題(全章)を読み終えると、化学は物質の変化を語る唯一の表現法であることに思い至るのである。
むずかしいと感じられる章は後回しにして構わない。エッセイとしても素晴らしい「まえがき」と「あとがきにかえて――『化』を『学』ぶ意味」をぜひ読んでいただきたい。博学多識なこの著者にしてこの一冊、という良書である。

書評執筆者

先生のお名前 桐村 光太郎 (きりむら こうたろう)
所属 / 役職名 早稲田大学 先進理工学部応用化学科 教授
関連ホームページ

早稲田大学 先進理工学部
先生の個人ホームページ

おすすめ本は購入が可能(1,500円以上の場合送料無料)→ amazon.co.jp