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現代の裁判
憲法学者、刑事訴訟法学者、民事訴訟法学者による「裁判」の入門書。裁判所制度、裁判官・検察官・弁護士といった法律家、裁判の仕組みなどを解説している。本書は、近年の司法制度改革の動きを追って版を重ねてきているので、法科大学院の設立や裁判員制度の導入に至るまで、「現代の」裁判の状況を正確に知ることができる。また、本書を一読すれば、法が社会においてどのような役割を果たしているかについてもイメージがもてるであろう。
とかく入門書というものは無味乾燥な要約になりがちなので、架空の事例(君が代斉唱拒否に対する懲戒処分を争う教師の話など)やコラム的な記述(「『家栽の人』と「家裁の人」」など)を各節の冒頭などに置き、図表やデータをふんだんに用いるといった工夫がなされている。それでも記述内容はいたってオーソドックスなものなので、とっつきにくければ、関心のあるところを辞書的に読むのもいいであろう。
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