今月のブックレビュー:2008年11月
フィンランドの次はキューバか、しかも言うに事欠いて開発途上の社会主義国とは――。書名を見て、こう顔をしかめる人もいるかもしれない。しかし、かけ離れた国の実態から写した方が、かえって日本の状況もよく見えてくる。国際的な学力調査の代表である「生徒の学習到達度調査」(PISA)は、経済協力開発機構(OECD)が実施するものであり、あくまで先進国用に開発されたテストだ。 │続きを読む
書評│渡辺 敦司
「PTA」――。名前だけなら誰でも知っているが、当事者でなければ実体はほとんど知らない。一方、その当事者になってみれば、役員選びから重荷でしかない存在であることが少なくない。そんなPTAについて初心者にも実態が一から分かり、かつ運営に悩む当事者にも希望すら抱かせる、驚異的な本だ。 │続きを読む
世界的な金融危機を前にした今年の就職戦線は、空前の「売り手市場」だった。しかし、早くは大学3年生のうちから内々定をいくつも獲得した学生すら、不安にかられて就職活動をいつまでも止められないという奇妙な現象も起こっている。自分が一番やりたい仕事、自分に一番向いている仕事とは何かを追究して、「自分探し」を続ける若者は少なくない。 │続きを読む
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