今月のブックレビュー:2007年5月
「鉄は国家なり」という言葉がある。鉄鋼業こそ、国の経済・産業を支える屋台骨だという意味だが、若い人には古くさい時代の話に聞こえるかもしれない。確かに鉄鋼会社が花形だった時代は、日本では遠い昔の感がある。 │続きを読む
書評│佐藤 拓
2007年は、日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士の、生誕100周年にあたる。それを記念して日本物理学会などではさまざまな催しが企画されているようである。そこで、この機会に「湯川秀樹」の本をぜひ読んでおきたい。 │続きを読む
湯川秀樹に関係する本をもう一冊紹介しよう。 『湯川秀樹が考えたこと』(岩波ジュニア新書)は、湯川博士に近かった人が博士について書いたものであるのに対して、『湯川秀樹―旅人』は博士本人が52歳のときに、幼少の頃から、ノーベル賞を受賞することになった研究に没頭していた28歳くらいまでのことをしたためた自叙伝である。 │続きを読む
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